【完】何度でも、キミの瞳に恋をする。
『これの はなことば はね………』
―あなたの気を引く。
『あなたの きをひく だって。』
―――――
一瞬、頭の中が真っ白になった。
あぁ。そうだ。
この香りは
金木犀の香りは
大好きなキミの
―ホシの
香りだったね。
金木犀の花が大好きだったキミは、
いつもこの香りを漂わせていたね。
ねぇ、ホシ。
キミは、誰なの………?
キミは、どこにいるの………?
また、キミに会いたいよ……………。
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