【完】何度でも、キミの瞳に恋をする。
『そうだ、優菜さん。言い忘れてましたけど……………
Aクラスの寮は、
ルームシェアですからね?』
………。
うん。メリ?
それ、言い忘れていいことじゃないよね?
私がリリーちゃん以外とほとんど未だに話したことないって知ってるよね?
絶賛コミュ障入り気味の私には
それ、かなり過酷なんですけど………
『では、がんばってくださいー。』
メリは軽いノリでそういうと
瞬間移動して消えていってしまった。
………逃げられた。
私はため息をつきながら入口をくぐった。