【完】何度でも、キミの瞳に恋をする。
1*『魔法界に来ちゃいました!?』
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眩い太陽の光に目を開くと
私のお腹の上に、見慣れないぬいぐるみが
ちょこんと乗っていた。
いつも通りの自分の部屋。
ベッドの目の前にあるお気に入りの青い姿見も
昨日、やりかけたままの机の上の宿題も
窓辺に飾ってある澄んだライトブルーの小瓶も
ひとつだけこぼれ落ちてしまった金平糖とその瓶さえも
いつも通り。
なのに………
私のお腹の上の
小さなぬいぐるみだけが
異世界的な非日常を物語っていた。