白い嘘
いつもは五月蝿い十字路が、やけに静かで違和感を覚える。


街灯が付いたり消えたりを繰り返す。


それに合わせて、私の影がゆらゆらと躍る。


『 』


何時かの言葉がふと、流れ込む。


まだ、忘れられない。


私は、何時から見えてなかったのだうか。


頭の中をあの声たちがぐるぐると廻る。

< 1 / 43 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop