ノイジーマイノリティー



「俺も同じだよ



愛果を返したくない。」



そういわれて安心する



「来てよかった。」



私は笑顔でそう答えた



その笑顔に偽りはなかった



ハルも笑って



「またおいで。」



と言ってくれた



「さあ、食べよう



今日はリハーサル休んだ



東京駅まで送っていくよ。」




私は頷いて食事を再開した




食べたパンケーキは



涙のせいで



少し、しょっぱかった






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