魔法学園のプリンセス
咲希はそう言ってもう一度的を出して
ファイア・ボールを出した

咲希の出した魔法は的確に的の中心を
射ていた

「魔法を出すときは何も考えないのが
一番だよ!
よしそれじゃあやってみよう!」

咲希は一番最初より遠い位置に的を出した
この距離はある程度のスピードがないと
的まで届かない

「ファイア・ボール!」

だいぶ魔法にブレーキをかけなくなったので、
どうにか的を射ることができた

「だいぶよくなったわ
あとは威力がまだ分散しているから
一ヶ所に集められたら成功ね!
もう一度やってみよう!」

「ファイア・ボール!」

次に出した魔法は明らかに最初のよりも
強くなっていた
周りの空気を取り込んで少しずつ
ボールが大きくなっていた

「こんなんで大丈夫ですか?」

「1回でここまで出来るなんてすごいよ!
さすが部隊に入るだけあるね!
これからも私が指導出来るときは
するからね!
もう今日は終わりみたいだから」

咲希は三宅くんを連れて皆の集まっている方に
走っていった
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