魔法学園のプリンセス
「睦月さんの先祖は関係ありませんよ
魔王の言っている人物は私のこと

以前と同じ過ちを繰り返すのは止めなさい

今度は封印では済ましませんよ
この世から存在そのものを消すことも
出来るということをお忘れなく」


弥生は何かに憑依されたように
淡々と喋りだした


〝久しぶりだな
雪野よ

お前に封印されたことをずっと
恨み続けてきた〟


魔王の言っていた前世の相手とは
睦月ではなく弥生のほうだった


「我名は相原雪野
今弥生の力と星の力を借り再びそなたを
封じ込める!


全てを破壊する力を備え付けられし
冥王星よ
今我に力を貸したまえ!」


弥生の体に憑依している先祖雪野は
どの星よりも強い力を与えられた冥王星に
力を借りた

弥生は右手に大きな鉈を手にしている
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