魔法学園のプリンセス
「二品目はサラダです
このサラダは海鮮サラダとなっています
レタスをのせその上に塩ゆでした
海老とイカをのせています
どうぞお召し上がりください」

「おっ、この海老の程よい塩気がたまらない~」

「レタスと一緒に食べても美味しいねこれ!」

「ありがとう♪
次の持ってきても大丈夫?」

「「OK!」」

今度はちょっと時間がかかってるみたいだ
まぁ、時間がかかってるって言っても
まだ5分位しかたってないけど…

「お待たせしました
三品目はコーンのポタージュです
味と見た目の両方からお楽しみください」

「これお店で出てくるやつみたいに本格的
なんだな
この白いのは生クリームか?」

「見ればわかるでしょ…
いちいち睦月に聞かないであげてよ
次の準備とかあるだろうし…」

「咲希、大丈夫だよ
聞かれたものはちゃんと答えるから!
例え次の準備をしていても
因みにこの白いのは生クリームだよ!」

“ズズズズズ”

「優翔、汚い…」

「わりーな、咲希」

どうやら優翔はほとんど反省してないらしい
まだ音をたててスープを飲んでいた
その音が止まったのは優翔がスープを
飲み終えたときだった

「あ~旨かった
次はそろそろメインかな~」

「優翔知らなすぎ…
自分でフルコースが食べたい言ったんだから
次が何か位把握しときなよ…」

「だって俺食べたことないもん
なんつうか憧れてたって感じだからさぁ~」

多少の言い合いがすんだあとフランスパンが
出てきた

「次はフランスパンです
お好みでガーリックやオリーブ油をつけて
お召し上がりください♪」

今度は特に咲希は優翔の食べ方を注意しなかった
やっと優翔もおとなしく食べるようになったから

「次はちょっと時間がかかるから
二人ではなしとかしてていいよ!」

「「りょーかい!」」

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