魔法学園のプリンセス
「お取り込み中のところなんだけど
ちょっと質問」

「まだ、メインの肉料理が残ってるんだけど
食べれそう?」

「私は食べれそう
まぁもう、食べなくても大丈夫!」

「やっぱり咲希はまだ食べれるって
言うか…
俺はもう肉料理はいいや…
正直、おなかいっぱい~」

二人の反応を見た睦月はデザートだけならと
思いデザート一品なら食べれるか聞き、
それくらいなら食べれると、
二人が答えたので
あらかじめ作っておいたベリーのムースを
出すことにした

「お待たせ~
デザートは三種のベリーのムースだよ
これはね、ストロベリーとラズベリーと
ブルーベリーを使ったムースなんだよ!
下から、ブルーベリーの層
真ん中がラズベリーの層
上がストロベリーの層になってるの!
ストロベリーの層の上に薄く生クリームを
絞って、ベリーを乗せてみました♪
どうぞ召し上がれ♪」

咲希は、この程よい甘酸っぱさが
優翔はムースの滑らかな感じが
美味しいと言ってくれた

完璧なフルコースとはならなかったものの、
三人はこの豪華な夜ご飯に満足した
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