この生徒会長は女総長!?
優樹「ぜってぇー!殺してやるぅぅうう!!!」


なんで?違うよ。違うのに!!!この状態で何を言っても私が犯人になる。


結愛「聞いて!優樹!!違うの!!」

優樹「あ゛?何言ってんだてめぇー。お前の話
なんて聞く必要なんてねぇー!!」


お願いだよ。お願い。優樹。聞いてよ。言い訳でもいいから、聞いて。


結愛「私はね。」

優樹「聞かねぇーって言ってんだろ!」


いいよ。なんでもいいよ。


結愛「私は優樹の事が大好きだよ。」


笑えたかな?満面の笑で。ぎこちなかったかな?

でもいいんだ。もう。皆と笑える事なんて無いと思うから。

ありがとう。優樹。ごめんね。でも私は結構限界みたい。


結愛「優樹。ごめんね。」

優樹「は?……」


ドスッ


気絶させた。ごめんね。本当にごめんね。これ以上耐えなれなかったの。大好きな人が私に言うその言葉が胸に酷く突き刺さりそうで。

わがままだね。許してね。




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