この生徒会長は女総長!?
要「昔。ダチが何人かいたんだった。だけどそ
の中の奴が裏切ったんだ。そいつは俺に裏
切ってなどいない。そう言ってきた。信じ
ろと。だからその言葉を信じた。

だがそいつは本当に裏切っていた。信じて
しまった俺は共に裏切り者になり酷く虐め
られた。

だから……怖かったんだ。皆が冷たい態度で
俺に接してきたらと思うと。信じてと言わ
れてもどうしても疑ってしまった。ほんと
に信じても良いのだろうか?と。

皆との関係がこわれないように。皆に嫌わ
れたく無かったんだ!!!」

陽「でもそれはお前が結愛にやっている事と一
緒だろうが。」

要「だから!!!!」


要はポロポロと涙を流しながら


要「信じたいんだよ!!結愛の事を!!皆を裏
切ってだって!!」

結愛「かな……め。」

要「俺は結愛の事を信じる!何がっあっても!
結愛は……結愛は俺の大事なたった1人の彼
女だから!!」

結愛「要!!!」


要の胸に飛び込んだ。懐かしい香りと共に涙も溢れかえる。


要「ごめん。ごめんな。」

結愛「かな……めぇ~。」


陽「じゃあ倉庫に来るといいよ。龍雨のね。し
たらわかるんじゃないかな?ね?結愛?」

結愛「一緒に来て。全部言うから。」

要「おぅ。行くよ。」


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