この生徒会長は女総長!?
要らないよ……そんな言葉。
要らないからお母さん達返して!!!
こんなサプライズなんて要らないよ!!!!!
・・・・
後から私達の声に気付き近所の人が来てくれた
お母さん達がいなくなった後はどうしよう。私が冬雪を守らなきゃ。
1人で頑張って。
ずっと一緒に……
そんな願いは直ぐに捨て払われた。
私達はそれぞれ別々の家に引き取られた。
お母さん達を殺した人なんて知らない。見つからない。
私の家族は冬雪だけ。
復讐する事も出来ず、冬雪を最後まで守る事も出来なかった。
そして引っ越した。冬雪が今どこにいるかさえわかんない。
いつまで立っても犯人は見つからない。
私はお母さん達を殺した犯人に復讐をするため鍛えた。誰よりも強くなりたくて……
鍛え、鍛えぬいた先に待っていたのはNo.1の族
そこの1番総長になった。
これも私がいつか犯人に復讐をするため。
そして毎年くる誕生日。その日には墓参りをする。いつも来ると淋しげななお墓。
花も添えられて居なくて、私しか来ていないんだ。そぅ思った。