優しい嘘
出会い
待ちに待った、楽しみの昼休み
私は涼しい図書室ですごしていた。


−櫻木 紗耶香
まだ入学して2ヶ月の中学1年生

幼い顔で皆からは妹扱いされる、
そんなごくごく普通の毎日をすごしてる。


『さぁちゃん♪』

「ん?」

『あのさ〜っ』

この子は友達の中林あゆみ。
優しくてかわいい子。


『…それでね、』

「うん……」



『おいっ!中林!』


『…なんや、ネズミさん』


え…誰だろ?

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