貴方に出会って
「じゃあ着付けしますね!浴衣や着物に見ているけれど少し違うんです。」
「違う?」
(どこが違うんだろう?)
「私は普通の着物しか来たことが無いから分からないけど普通浴衣は一枚、着物は二枚でしょ?お市様の着ているのは何枚も重ねて着るのですよ。」
(何枚も!)
「え!でもお華ちゃんの着ている物は?」
そうお華が着ている着物は何枚も重ねていない
「私はなんかが着れる物じゃないです。あれを着れるのは何処かのお姫様かお偉い所に嫁いだ時だけよ。私もお姫様って身分じゃないですし。」
「え!そうだったの!お華ちゃん綺麗だから何処かのお姫様だと思った。」
「そうですか?私のお父さまが長政様のお父様の側近おしているから自分で言うのもだけたどそこそこいい所に生まれたと思います。桜さんが着る物はお引きずりと言う着物です。お市様が着てらしゃる十二単と言う物です。」
お華に言うには十二単より軽いところが違うけど後は似た様で後を引きずって歩くと言う