Airis




20分後。

ぐったりした優苗を抱えた大地。



「おつかれ」



「いやいや、よろしくな」



「ん、大地は医局にいる?」



「うん、終わったら呼んで」



そう言うと、ベッドに優苗を寝かせて医局へと向かった。


………思っていたよりぐったりしている。


かなり体力を消耗しているのかもしれない。



「優苗」



声をかけてみるが反応はなし。


とりあえず点滴をして、
優苗の目覚めを待つことにした。






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