LAST LOVE
私は、問い詰めるようなことはしなかった。
その言葉を受け入れた。
頑張って受け入れた。
信じたくはない真実を受け入れた。
自分のために。
(いい恋しろよ)
メールする手が震えるから、心の中で思った。
(ありがとう)
それは純にではない。
恋の神様に言ったの。
こんなに誰かを想えたのは、中学校の時の片思い以来だったから。
恋をして素直になれた、ドキドキした、幸せを感じれた、嬉しいことばかりではなく悲しいこと、寂しさや不安も改めて教えられた。
だから、ありがとうと言った。
私はいると信じてる、恋の神様に。