冷たい彼には理由があった!?
嫌いな奴 〜HOTARU〜

午前6時。
それは私の1日の始まり…
そして今日から……新学期だ。


私、金森 ホタル 16歳は 今、とても憂鬱
なのだ。



なんて思いながらも準備を始めては学校へ行くのをためらってしまう自分がいる
その理由は、、、

「よーホタル!元気だったか?」

そうこいつ。こいつのせいだ!
こいつの名前は、久山 宗介。バスケ部。
私と同級生で私の一番嫌いな奴だ。

「なにが元気だったか?よ!私はあんたのせいで憂鬱なのよ!ほっといて」

「なんだよ、まじ朝からイラつくわー」

「おはよー、ホタル!宗介くん」

「おはよー真由美!久しぶりだね!クラス一緒かなー?」

この子は私の中学からの親友でバスケ部マネージャーの 杉崎 美紅 。
ちなみに私もバスケ部マネージャーなの!

「あっ私、先に見に行ったよー!」

「えっ!どうだった?」

「私とホタル、同じクラスだったよー!これでまた一緒だね!あっ宗介くんも同じ2組だよ」

「まじで?美紅ちゃん同じとか超ラッキーじゃん!あっ、、でもこいつまでいんの?さいあくー」

「なんだよ!私だってあんたなんかいやだよ」

「なんだと!?だいたいお前はな!」

キーンコーンカーンコーン♩

「まぁいいや。これかもいじめてやるよ!森のホタル!」

そう。こいつは私以外の女の子にはやさしいが
私にはとても冷たく意地悪を言ってくる。
そんなこいつが嫌いで私は負けずに反抗しているのだ!

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