双子愛
先生「それは養護施設に紗弥ちゃんを預けてみてはどうですか?」母「養護施設ですか?」先生「はい」母「養護施設とゆうのは?」先生「簡単に言えば紗弥ちゃんのような何らかの障害を持つ子供を18歳まで集団生活させる施設ですね」母「18歳までですか?」先生「はい、施設には専門のスタッフも居ますしリハビリも行います。紗弥ちゃんも同じような子達がいればお友達もできるでしょう、それにスタッフが24時間体制で見てますし安全です」母は不安そうに言った、母「でも紗弥と離れ離れになるんですよね?紗弥が心配です」先生「面会はいつでも出来ます、土日ならお父さんも亜弥ちゃんも会いに行けるでしょう」母「……」先生「私は今のお母さんの精神状態では紗弥ちゃんを育てる事は難しいです」母「でも私が育てなければ紗弥は…」先生「お母さん気持ちは分かりますが今の状態では…カウンセリングを受けたらどうですか?」母「えっ!?カウンセリング…ですか?」先生「はい、私の知り合いでカウンセラーが居ましてもしよろしければと思いまして、今日にでも御主人に御相談されてはいかがですか?」母「は…はい」その夜私達が寝て後、母は父に話しを切り出した。母「あなた…紗弥を養護施設に預けようと思うの…」父「養護施設!なぜ!」今日病院の先生に最近の紗弥の事や私の事を相談したら、先生は紗弥を養護施設に入れた方がいいって。それで私はカウンセラーにカウンセリング受けたらどうかって」父「冗談じゃない紗弥施設に入れるなんて!」母「私もう耐えられなくて…紗弥を育てる自信がないの…お願いだから施設に入れさせて!」父「……おまえがそんなに辛い思いしてるとはな…」父は1時間以上考えた、父「分かった施設に預ける、そのかわり土日は必ず紗弥に皆で会いに行く事」