双子愛
その夜、母は易しく聞いてきた。母「亜弥…イジメられてるの?」私は本当の事を言うべきか迷った。亜弥「……」母「亜弥、今日前田先生が家に来たの、それでクラスの男の子達にイジメられてるって先生が言ってたわ、亜弥…本当の事言って」私は母の優しい口調で本当の事は言えなかった、亜弥「イジメられてないよ!先生の勘違いじゃない?」母は心配そうに聞いてくる。母「亜弥!本当にイジメられてないの?」亜弥「そうだよ」私はイジメられていているけど母の優しさに事情を言えなかった、母を悲しませると思ったからだ。母「そう…、今度先生に聞いてみるけど…本当に大丈夫なのね?」亜弥「うん!」正直私は辛かった…、でも紗弥の事で悩んでる母や父を見てると、とても本当の事は言い出せない。これが後に私自信を苦しませる事も知らずに…。そして母は父に話した…母「今日担任の先生が来て亜弥がイジメられてるって言うの、でも亜弥に聞いたらイジメられて無いって言うのよ、あなたどう思う?」父「イジメられてるか…でも亜弥の言葉を信じるしかないんじゃないの?」母「そうだけど」父「今は亜弥を信じるしかないよ」母「分かったわ」
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