双子愛
私は紗弥に友達ができて嬉しかった、しかし私は友達に裏切られた…複雑な心境だ…。母「加藤先生…お話する時間ありますか?」加藤先生「えぇ、ありますよ」母「亜弥ちゃん先生とお話するから沙弥ちゃんと待っててね」亜弥「はーい」そして応接室に通された。加藤先生「お話と言うのは…?」母「私達、沙弥から逃げてました…病気を受け入れる事が出来なくて…沙弥の事でたまに夫婦ゲンカしたりしてしまって」父「私も仕事帰りに飲みに行ったりして…亜弥や沙弥から目を背けてました…」母「私達、親失格ですよね。沙弥と正面から向き合わないといけないのに」母は声を震わせて言った。加藤先生「事情は充分わかりました…、高島さんのような方は沢山います、ですから自分達だけとは決して思わないで下さい。それに先程奥さんが言っていた通り沙弥ちゃんと正面から向き合いましょう!これからが病気と闘う勝負です!頑張って行きましょうね!」 母「はい、そうですよね…私達、立ち止まっていたのかもしれません…これから頑張ります!」母は何か大きな決心をしたようだった。父「これからお互い頑張ろう!」父は母を抱きしめた。
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