双子愛
毎週月曜と木曜が紗弥のリハビリの日だ、今日はリハビリの日「亜弥、今日リハビリだから、亜弥が学校から帰ってくるまでにはママも紗弥も帰ってるからね。」亜弥「は~い」行く途中車の中で母「紗弥今日も頑張ろうね」紗弥「……」そしてリハビリ開始、スタッフ「では歩く訓練をしましょう」リハビリのスタッフさんは紗弥の片手を肩に乗せて紗弥の足を交互に動かせる。やはり中々うまくはいかない、母は不安そうに見ている母「先生紗弥歩けるようになるのでしょうか?」先生「なに言ってるんですかお母さんがめげてちゃダメですよ、歩けるようになります!」母「そうですよね…すみません…」リハビリが終り…母「ただいま。亜弥帰ってるの?」亜弥「おかえりなさい、遅かったね」母「ごめんね買い物してたら遅くなちゃって。」亜弥「紗弥ちゃん歩けるようになったの?」母「ううん…まだ歩けないわ」亜弥「いつになったら歩けるのかな~」紗弥をなでる。夕食時父「紗弥はどうだ?」母「それがまだ良くならなくて…」父「でも今はリハビリ続けるしかないだろう」母「そうね」最近母は元気がないように見えた。そして木曜日母「亜弥、今日は学校休みだから一緒にリハビリ行く?」亜弥「うん行く」病院の駐車場で紗弥「あっ!とぉりぃさぁんだぁ」母「紗弥鳥さん分かるの?」紗弥は指を空に差した、そこには鳥が4羽いた。亜弥「紗弥ちゃんすごいね!鳥さん分かるなんて!」リハビリの時母は先生に言った母「さっき駐車場で紗弥が「鳥さんだ」って言ったんですよ」母は嬉しそうに言った。
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