君との時間

功とは同じ水泳部だ。


高1の頃に私たちはそこで知り合った、仲良くなったのもそれがきっかけ。


びっくりするほど気があってすぐになんでも話せるようになって今では親友と呼び合うほどの仲になった。


「お!桐山じゃねーか!今日部活は?」


「ごめん!今日彼氏と会うの!だから休む!みんなには適当に言っといて!」


「はぁ、、、お前なぁ」


功は呆れたようにため息を吐いた。


高2になって、新チームになり功と私は副キャプテンを任されていたから功がそう言う気持ちは分かるんだけど、、、、


「他校の彼氏とは会える日と会えない日があるでしょ!でも部活はいつでもできるじゃん?だから彼氏優先!
あ、あとサッカーめっちゃださかった!!!!じゃあね!」


「見てたのかよ!!!!コラ!!!」


私はベーッと舌を出して逃げるように学校を後にした。

< 2 / 6 >

この作品をシェア

pagetop