ねぇ、愛してよ…-私に愛を教えて下さい。-
「んっ…ふっ…ぅん…」
扉を閉めた瞬間塞がれた唇。
口内を蹂躙する舌。
思わず声が漏れた。
「はっ…はぁっ……やけにがっつくね?」
ニヤリと笑って耳元で囁くと
「どんだけ久々だと思ってんだよ?数えたことあるか?」
熱い吐息を溢しながら言う透さんはなかなかにエロい。
「ちゃんと店が終わる頃には来てあげるから。我慢、できるよね…?」
「っ…あ、あぁ…」
妖しくいやらしく囁いたあたしに透さんはごくっと生唾を飲み込んで頷いた。
「よし、じゃあ弥和の話に戻ろうか。とりあえず髪色はー…」
「どうだモモ。見違えたろ」
「さすが透さんだな…本当に見違えた」
透さんに弥和をどんな風にしてほしいかを伝え、透さんは弥和のところへ、あたしはそのまま部屋に残った。
暫くして透さんに呼ばれ弥和のところへ行くと見違えるくらい綺麗になった弥和が照れ臭そうに笑っていた。
「弥和、これで自信持ってクソ野郎をフれるな」