僕があの子を好きになっても良いですか?
バスの中では色々あったけど
無事に自然の森入り口へ到着!
「ありがとねさっきは
助かったよ」
松永先生がくれた錠剤は
すぐに効いて
気持ち悪さも吹っ飛んでくれた
「良かった
バス酔いって結構辛いからね」
「白羽くんもバス酔いするんだ?」
「うん
あと車もたまに酔う時あるかな…
電車とかは平気なんだけどね」
「あたしはバスだけ
あとは平気なんだけどなー」
そんな他愛もない会話をしながら
入り口から少し離れた場所にある
中央広場と呼ばれるところへ向かう
「白羽くん
具合悪くなったらすぐに言ってね?」
「うん
ありがとね」
キミには元気でいてほしいから
…なんて恥ずかしくって言えないよ