僕があの子を好きになっても良いですか?
中央広場に着いて
まず自然の森を管理するオジサンの話を聞く
船を漕ぎそうになるのを頑張ってこらえて
終えたらそこからは各自の自由行動
「どこ行こうかー?」
「近場ウロウロが良いよねやっぱり」
中央広場から近い所を歩いていると
目の前に黒岩さんを班長とするグループが立った
「黒岩さん…何の用?」
あたしが代表で尋ねる
「話があるのは美夜じゃないわ
…白羽よ」
「……ッ」
「黒木さん…下がって?」
「でも……」
「僕は平気だから」
あたしの代わりに白羽くんが前に出る
あたし・萌・柿沢くんは後ろで見守ることにした