僕があの子を好きになっても良いですか?
☆美夜side☆
「あ!美夜(みよ)ちゃんじゃないの!
久しぶりね」
「滝川(たきがわ)さん!」
白羽斗真くんの病室を出て廊下を歩いていると
顔見知りの看護師さんに会った
「どうかしたの美夜ちゃん
誰かのお見舞い?
もしかして彼氏かしら~?」
「滝川さん!
白羽くんって知っていますか?」
「しらはねくん…?
あぁ
もしかしてあの病弱男子くん?」
「病弱男子かは知りませんけど
ちょっと来てもらえますか?
少し苦しそうなので…」
「白羽くんの担当医さんは別よ
ちょっと呼んでくるから
美夜ちゃんは病室で待っていなさい?」
「お願いします!」
あたしは頭を下げて急いで病室へ戻った