僕があの子を好きになっても良いですか?
「黒岩さんっ!」
「黒岩!
白羽に何しているのよ!」
「おい黒岩!
てめ…ふざけんじゃねぇよ!?」
あたし・萌・柿沢くんが一気に黒岩さんに責め立てる
クラスメイトがハラハラした目で見ていた
「アーッハハハハハハ!
水も滴る良くないブサ男ってか?
キャハハッ!
傑作だわコレは!!」
「…ッ黒岩っ!!」
さん付けするのを忘れて叫ぶ
白羽くんは…本当は…本当は……!
「黒木さん
暴力で解決するのは間違っているよ」
「白羽くん……」
殴りそうな勢いで黒岩さんに近づいたあたしを
白羽くんが手で制して止めてくれる
そして
…眼鏡を取った