僕があの子を好きになっても良いですか?
「自然の森へ行くときの班
一緒になってください!」
「……は?え?」
柿沢くんは意味がわからないとでも言う風に
顔をしかめている
「柿沢くんは萌の幼馴染だから言います
あたし実は…白羽くんが好きなの!」
「「「はあっ!?」」」
柿沢くん・竜真さん・先生の声がハモる
…何で先生まで驚くのかは気にしないでいよう
「あたし白羽くんが好きだから…
自然の森の班を一緒になりたいって思っているの
柿沢くんと白羽くんが幼馴染なら
一緒になってもらえないかな……?」
柿沢くんと一緒なら萌も嬉しいだろうし
「…別に良いけど……」
「本当に!?」
「ああ…
多分俺も斗真と同じ班になるだろうから…
だけど…竜真さん
斗真って来れますかね?」
「…何に行くんだ?」