僕があの子を好きになっても良いですか?
「別に僕は構わないけど…
黒木さんって他の男子に誘われたりしないの?
黒木さん友達多いから…」
「うん
その辺は大丈夫
萌が追い払ってくれるって」
…あんまり話したことないけど
凄いな小谷さんって
「…あと…もう1つ聞いても良い?」
「何?」
「…僕と一緒で良いの?
あんまり僕ってクラスでの評判良くないし
黒木さんが一緒にいて
黒木さんまで評判下がったりしたら…」
「なーにネガティブなこと考えているの?
白羽くんと一緒なら楽しいと思っているからさ!」
そこまで言って顔を真っ赤にする黒木さん
「おい斗真
お前熱出てきたんじゃねぇの?
顔真っ赤だぞ」
「…大丈夫……」
僕は深呼吸をして体温を下げる努力をした