僕があの子を好きになっても良いですか?
「……何の御用ですか?」
「「「うああああっ!?」」」
突然後ろから聞こえた声にあたしたちは一斉に叫んだ
「ごめんなさいごめんなさい!
私たち何か悪いことしましたか!?」
「あたしたち怪しいものじゃありません!」
「浪阿弥陀仏…悪霊退散!」
「……あれ?
3人とも…どうしたの?」
門から聞こえた声にゆっくりと振り向くと
私服姿の白羽くんが立っていた
「ってあれ…?白羽くん?」
「さっきの幽霊どこ行ったの?」
「…おい!まだいるぞ!?」
柿沢くんの声に振り向くと
幽霊みたいに真っ白な顔をしている人物はまだ立っていた
「あのぉ~…?」
「「「うああああああっ!!??」」」
あたしたちは再び大絶叫してしまった