男装プリンセス~続♡男装騎士~
「大人しく、ついてきてもらう」
強引に引きずられていく。
私は足を踏ん張り、必死に抵抗する。
それでも、私の抵抗なんて何の役にも立たない。
「んん―!!!」
必死に声を出そうと、逃げようと抵抗する。
「じっとしろ!」
男にすごまれる。
ビクッと肩を震わせた。
身動きが取れない。
男の力って、こんなにも強いんだ。
怖い・・・。
「じっとするのはお前の方だ」
ドスのきいた声が、響いた。