月の光を浴びて
プロローグ

ある月の綺麗な夜。

私たちの両親は死んだ。

私たちは何も思わなかった。

あんな最低な奴ら、死んだところで何もない。
親戚たちは誰が私たちを引き取るか話し合っていた。




だが私たちはいったんだ
「私たちは自分で生きる。誰にも預かってもらわなくてもいい。」


そう言い、その場を立ち去った。

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