どうしても‥‥君が好き
変わる時 

旅行から、帰り、瞳や美咲さんに
お土産を渡し、冷やかされた。
うふふ‥楽しかった。

学校の方は、
直ぐに進路に向けての期間にはいり。

哲は、卒業したら修理工に
勤めるために、試験があるから、
それに向かってがんばってる。

私は、短大に推薦が決まっていた。
短大をでたら、保育士になるのが、
私の夢。




そんな日々の中
哲が・・・なんか変‥‥‥



電話も少なくなり
話していても直ぐに切る

かけても、中々出なかったり
折り返しの電話が、次の日になったり

メールをしても、返事が直ぐに
なかったり‥‥と‥‥
今までには‥‥‥なかったこと。

私に、あきた?
どうしてなのか
訊きたくても、聞けずにいた。

しばらく、様子をみたが、
それが、変わることはなかった。


もうすぐ、宅修期間に入る。

私は、勇気を出して哲を呼び出した。
「私にあきたの?
嫌いになったの?
それなら、はっきり言って。」
と、言うが
哲は
「‥‥‥‥‥‥‥‥
なにも答えない。

その姿に悲しくなり
『もう、いいよ。』
と、言おうとしたら、

「そんなんじゃねぇ。
みかの体調が悪くて、
みかの家に行ったり
してただけだ。
桜子には、関係ないから
言わなかった、ごめん。」
と、哲は疲れた顔をしながら言った。



あぁ‥‥‥そういう事‥‥‥

  ·······そう·······なんだ········
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