どうしても‥‥君が好き
五十嵐君は、悲しそうな顔をして、
「俺の浅はかな、行動で
桜子を傷つけてしまった。
あんなに、大切にしていたのに
将来もずっと一緒にいると
約束したのに。
桜子は、私と命とどちらが
大切かなんて、比重が違いすぎると
みかさんを大切にしてください。
と、俺の元から、去ってしまった。
俺は‥俺は‥‥くそっ・・
もう二度と、ここには来ない。
体を大切にしろ。」
と、言って出ていった。
えっ、桜子さんと別れたの?
私のせい?
あんな、五十嵐君の姿を始めてみた。
それほど桜子さんが、大切なんだね
私は・・・どうしたら、いいの?
考えて・・考えて・・・
私は、お母さんと直ぐに
病院に行った。
先生にすごく、叱られて
しばらく、入院となった。
父や母、美奈にも、
沢山、心配かけたことを
謝った。