どうしても‥‥君が好き
告白の時
ソワソワする日が、続いたが
バレーの練習に入ると
そんなわけにはいかず
アンバランスな精神状態だった。
数日後
瞳から
「これ、城から。」
と、手紙を渡された。
「なに?」
と、訪ねると
「五十嵐君から、みたいだよ。」と
私は、慌てて、手紙を読んだ。
手紙には
“城から、話し聞きました。
一度、会いませんか?”
と、書かれていた。
瞳に、見せると
「今度の休みに会おう。」
と、言われた。
「うん。」
と、私は答えた。
瞳が、
「桜子、ひとつだけ‥‥
五十嵐君は、中学時代から、
付き合っている
彼女がいるみたいだよ。
でも、別れようかと悩んでいるみたい。
どうする?」
と、訊ねてきたから
私は、
「瞳、私ね
はじめてなんだ、
自分から告白しようと思ったの。
あたって、砕けるよ。
ふられるなら、それで
はっきりした方が、楽だし。
そのかわり友達には、なれるでしょ。」
と、言った。
瞳は、
「わかった。
桜子がそういうなら。」
と、言ってくれた。
日曜日の午後に、
待ち合わせ場所へと向かった。
バレーの練習に入ると
そんなわけにはいかず
アンバランスな精神状態だった。
数日後
瞳から
「これ、城から。」
と、手紙を渡された。
「なに?」
と、訪ねると
「五十嵐君から、みたいだよ。」と
私は、慌てて、手紙を読んだ。
手紙には
“城から、話し聞きました。
一度、会いませんか?”
と、書かれていた。
瞳に、見せると
「今度の休みに会おう。」
と、言われた。
「うん。」
と、私は答えた。
瞳が、
「桜子、ひとつだけ‥‥
五十嵐君は、中学時代から、
付き合っている
彼女がいるみたいだよ。
でも、別れようかと悩んでいるみたい。
どうする?」
と、訊ねてきたから
私は、
「瞳、私ね
はじめてなんだ、
自分から告白しようと思ったの。
あたって、砕けるよ。
ふられるなら、それで
はっきりした方が、楽だし。
そのかわり友達には、なれるでしょ。」
と、言った。
瞳は、
「わかった。
桜子がそういうなら。」
と、言ってくれた。
日曜日の午後に、
待ち合わせ場所へと向かった。