〔完〕大切にしてくれたっていいじゃないか。Ⅱ~続編あり~





「真理奈は、どうして拓斗と来てるのかなぁ?」





あぁ、終わった。



私の人生終わった。



今までありがとう。お母さん。



「拓斗。お前、許さないからな。



真理奈、行くぞ。」



腕を引っ張られて、遠ざかっていく梨々香と拓斗。



遠くで小さいながら見えたのは、拓斗に必死に謝っている梨々香の姿だった。







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