今日も、明日も。

唐突


高校卒業後、私は東京の大学に入った。

やっぱり都会は田舎と違って
新しい発見がいっぱいあった。
毎日が楽しい。


相変わらず隣には集くんはいないけれど。


私が大学に入ったのは保育の資格をとりたいから。昔から病弱だったけど親は共働きだから保育園の先生にはたくさん助けられた。

今は平気で子供に虐待する人もいるからそういうのを無くしたいって気持ちもあって保育科を希望した。なにせ、子供も好きだしね。

「恵愛!お昼食べに行こ」

「うん!」

同じ保育科の友達 柚(ゆず)と食堂へ向かう。


食堂についていつもの大好物のカレーを頼む。
ここのカレーほんっとにおいしいんだよね!!

「ほんと、あんたは幸せそうに食べるよね〜」

柚が笑いながら言ってきた。

「だって本当においしいんだよ?!」

このおいしさをわかって欲しくて講義した。
けど柚は

「はいはい。あんたがカレー好きなのは
わかったって!!」

笑っていう柚に「もお〜」といって
またカレーを食べ始めた。
< 8 / 10 >

この作品をシェア

pagetop