SCHOOL LOVE
「―いっっ‥おいってば!!!」


はっとしたあたしは声のする方へ向いた。


佐々木だ。

「何?」


「白川は宿泊の班で行くとこトカどうしたいかって聞いてんの!!」


あぁ‥来月にある宿泊学習の班別の話し合いをしてたんだ‥

「白川??」


今気付いたけどこいつ、あたしのこと“姫ちゃん”じゃなくて白川って呼んでる‥



「あっ‥あたしどこでもいいよ‥」


今はそんなの考える気にもなれない‥
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