SCHOOL LOVE
「白川?どした‥?」

あたしを覗き込む佐々木。


ヘンなコト考えてたあたしはビックリして顔が真っ赤になった。




「ぷっ‥何タコみて―な顔してんだよ!?」



「もぉ‥佐々木のばかぁ‥」


こうしているといじめられる前のコトを思い出す。



よく考えるとあたしたち結構仲がいい幼馴染みだった。



‥と考えていても気になってしまう時計‥


只今4時35分‥



まだ大丈夫。そう思った時だった。


いきなり後ろから首に手がまわってきた。


「えっ‥ちょっと‥」



「‥なんでだ?そんなに岡田のコトが気になるか?」


「‥‥。」
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