先輩との恋
ーぱしっ

・・・、あれ?

いくらたっても痛みが来ない。

私はそーっと目を開けてみた

「っ、いてててて!!話せ!だれだよ!?」

「っ、あなた、は」

「女に暴力とか。考えらんないんだけど。」

私を前にも助けてくれた枯れが、たっていた。

それも、私を殴ろうとした男の腕をつかんで。

「テメーに関係ないだろ!?」

「へぇ。君は先輩にそんな言葉遣いなんだ?」

「なっ、あっ、え、は?もしかして、榊、榊永慈!?」

「そーだけど。」

「っ、す、すいませんっした!」

え、え、なに?

この人って、有名な人・・・?

「俺に謝られても。」

「っ、桜庭さん、ごめん」

「あ、うん・・・」

「・・・早くいきなよ。」

「は、はいぃ!」

「・・・はぁ。」

い、いったいなんなの?
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