オレ嫁発言!
「美月、心配してくれるのは、ありがたいが特にこれといって用事はないぞ!」

なんで……

私が一人項垂れていると兄が

「じゃあ、決まったことだし下に降りるぞ!」

と言って私の腕を掴むと部屋を出たのだった。

夕食は、主にママと兄と星夜先輩が喋っていて何故かパパは、余り喋ってなかった。

夕食が終わり食器を片付けて星夜先輩が『もうそろそろ帰る』と言ってたけど私は、無視して2階に上がろうとしたらママは、私に

「星夜君を近くまでお見送りしてきなさい!」

と言った。心の中で舌打ちをした私は、苛立ちながら

「星夜先輩行きましょう!」
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