死神の愛情表現
「ふんッ!顔がよくて、声もよくても絶対引っ掛からないんだから!」
「だから、誤解だって言ってんだよ!君が、倒れていたところを俺と、この幽霊が助けたの!」
そこまで言うと女は、え?と驚いた顔をする。
「本当に?」
「あぁ、本当だよ!」
そこまで言うと女は、警戒心を緩めて枕を降ろす。
「そ、うなんだ…ありがとう」
「いえいえ、、おきになさらずに…なにか飲む?はい。ミネラルウォーター」
俺が飲み物を渡すと女は一口、口に含み飲むと
また、お礼を言った。
「俺の名前はレオ。あっちは、ルー。君は?」
「私は…サキ」
俺が名前を名乗ると向こうはサキと言う名前らしい。可愛らしい名前だ…。