死神の愛情表現
あれから、どれ位時間が経ったのだろう。
ミーは嗚咽を漏らしながらも大丈夫そうだ。
だけど、、ルイ……。
会ってきちんと、謝らないと。
俺はミーにきちんと、ルイに謝らせるよう伝え、ミーもそれにきちんと頷いた。
「ルイを探さないと………」
そう思い、しばらく歩いているとルーに出会った。
「お、レオ!!どした??」
ルーはクレープを片手に俺に反応する。
今は敵がいないが………もし、敵が来たら俺はお前無しにどう戦えばいいんだろうな、、、と、ルーを見て少し思った。
だが、今はそれは、置いておこう。
「なぁ、ルー。ルイを見なかったか?」
「ルイ??それなら、見たぞ!何か悲しい顔をして、あっちの公園へ向かってったぞ」
「そうか!ありがと!あ、ルー。ミーを頼んでいいか?」
俺はルーに、ミーの事を頼むことにした。
まずは、俺1人でルイに話すことがある。
「ミーは後できちんと、ルイに謝れよ」
「…………うん、、分かった、、」
ミーは素直に頷いて俺は優しく頷く。
ルーは俺を見て、頷く。
俺は、二人を背に公園へと向かった。