死神の愛情表現
「恋って盲目だなぁ………」
自称気味に笑う私。そして、溢れる涙。
「ッ…………も、やだな、、、」
どうして、こう空回りするんだろう。
昔から小さい頃、こんな事が多々あった私。
こんな自分が嫌になってくる。
私って弱いなぁ………。
「レオ、、好き、、好きだよ、、」
か細く漏れる声は風と共に消えて行く。
もう、誰もいない公園。
周りには木と噴水があるだけ………。
1人で寂しくいる私。
レオに、、会いたい…………。と、素直な気持ち。
すると、私の前が少し暗くなった気がした。
ゆっくりと、顔をあげるとそこには、、
「ルイ…………」
「ッ、、レオ………??」
と、息を切らしたレオがいた。
【ルイside〜完〜】