死神の愛情表現
・ プレゼントと共に愛(情)を──
「ハァ、、ハァ、ルイどこだよ………」
俺は公園を走り回っていた。
そして、やっと愛しい人を見つける。
「ルイ…………」
名前を呼ぶとゆっくりと、顔をあげるルイ。
そして、か細い声で俺の名前を呼んだ。
俺は思わずルイを抱きしめた。
「れ、レオ………??」
「ごめん、、、」
俺はルイに謝った。
すると、ルイは驚く顔をする。
「レオが謝ることじゃ、、ないよ、、私が悪くて─」
「違う。俺のせいだ。」
ルイの言葉を遮り俺は言葉を続ける。
「俺のせいで、ミーはルイに酷い言葉を浴びせた。ミーは俺が離れていくのが怖かったらしい、、」
黙って聞いてくれるルイに俺は話を続ける。
「俺とミーには家族がいない。父さん母さんは誰かに殺された………それ以来俺はミーを守るため頑張ってきた……だけど、逆にミーを寂しくさせてしまったみたいだ、、」
自称気味に笑う俺に対してルイは首を横に振る。
「レオはミーちゃんに、優しく接してあげていてとても、とても───」
「好きなんだ………」
「え………??」
俺は言ってしまった。