死神の愛情表現
「ばーか、、あれやこれやなんてしたらルイに殺されるぞ」
「まぁ、そりゃそうだな」
俺の言葉にユウは笑い出す。
それに、俺はフッと微笑みミーが持ってきてくれた書類を見る。
「なぁ、レオ。その書類……」
突如真面目になるユウ。部屋には俺とユウ、そして、ルーがいる。ルーはお菓子を食べながら真面目な顔をする。
「あぁ、、あの女の書類だ。明日詳しく調査に出る」
俺は書類をペラペラ捲りながら話をする。
「…………死ぬなよ」
突然、ユウのらしくもない言葉を聞いてまた驚く俺。
「死なねぇよ」
それに、俺はフッと笑みを浮かべた。
「まぁ、レオなら死なねぇよな!」
「、、、、それって良い意味で捉えていいんだな?」
そして、いつものユウに戻る。
今日は驚く日が沢山あったなぁ………。
「さて、、」
シャルル・ガーネット………。
どこかで聞いたことがある名。
俺は、、あんまり、自分の過去を知らない。
知るとしたら今しかない。
そう思いながら、おれは1日1日を大切にしようと思ったのである。