死神の愛情表現

「良いだろう…引き受ける…」


俺は満面の笑みで微笑んだ。
すると、シオンはお礼をいいながら泣き崩れた。



当たり前だ…。
彼はまだ、幼い。


俺は再び周りを見る…。



「レオ、、」

「あぁ、そうみたいだな…」


ルーは俺を呼び掛ける。
どうやらルーも気がついてるみたいだ。



だが、まだ、それが本当とは限らないな…。


しばらくして、シオンが泣き止む。
俺はシオンの隣に座り込みシオンから詳しい情報を得ることにした。



「シオン、お前の村には最近、新しく森の力を受け継いだ奴がいるだろ…」


「え、、何でわかったんですか…」


どうやら図星みたいらしい。


「何となくだよ…何となく聞いてみたくなった…」


取り合えず俺はこう答えといた。