死神の愛情表現
俺達が奇妙な森を出たさき、、
「こちらが俺の村です」
シオンが指差す方向には賑やかそうな村がある。
だが、、
シオンをちらっと見る…。
村が無事なのを喜ぶシオンにどうも大事なことが言えない。
「さぁ、行きましょう!レオさん!」
シオンは俺の手をとって村へと再び足を進めた。
『よー、シオン帰り~』
『なんだ?その男は…お前の客か?』
俺は慌ててシオンについていく。
「皆、優しそうな人達だな…」
「そう言ってもらえて嬉しいです!」
シオンは眩しい笑顔で微笑んだ。