死神の愛情表現
「あぁ、機会があれば友人も連れていくよ!」
それに、俺は、ははっと笑った。
「あの、これ!村のお礼です!住民も喜んでます…勿論、悲しみもありましたが…でも!レオさんのお陰で助かりました!なのでこれどうぞ」
「は!こ、これは!ここでしか食べれないフルーツゼリー!」
ルーは素早くそれを受け取りピョンピョンと喜びながら跳び跳ねる。
いや、飛び回っている。
「ごめんね、ありがとう。頂くよ」
俺はルーの様子に苦笑いをしながらシオンにお礼をいった。
「いいえ、それでは、レオさん」
「あぁ、、また会える日まで…色々大変だと思うけどまぁ、慣れだから!それじゃあじゃな!」
そして、俺は駆け出した。
後ろを振り替えると、シオンは今まで以上の笑顔で手を振っていた。