死神の愛情表現
「くそぉ…これじゃあ何もできねぇ…」
がっくりと項垂れる俺。
「まぁ、気を落とすなレオ、私ができる限り早くもとに戻す薬を作ろう…」
レルはそう言い立ち上がると俺達四人を残して出ていった。
「んー、しょうがないから…私達三人で面倒見るねレオ」
ルイはまるで天使のような微笑みで俺を見た。
俺が感動していると、
「じゃあ遊ぼうぜ…折角だ…仕事もないし」
ユウがにやっとした笑みを浮かべながら微笑む。
愛からわずな奴だ。